このくらいの季節は、確か…

たかや「ところでまる、結局、何部に入る？」
まる「そうだな、柔道部も微妙だし…野球部もなぁ…。」
おきちん「俺は理科部。決めた。」
ゆいやん「まるく〜ん！何部にすんの？」
まる「やっぱ、格闘系がいいけど、ないしなぁ…」
ゆいやん「ええやん！決めたら言うてな。」
まる「へ？なんで？」
ゆいやん「その部活のマネージャーになるから。」
走り去るゆいやん
まる「なんなんや、あの子は？入学してから変な子なんや。」
たかや「…スッペシャル鈍感！」
ごっちん「よっ！御３人！何部にすんの？」
おきちん「俺は理科部！」
ごっちん「そっか、残念。私は運動系考えてるから、あんまり会えないね。」
おきちん「動きます！死ぬまで動きます！」
たかや「おいらは、陸上部かな。」
ごっちん「じゃぁ、私も…」
おきちん「やめたほうがいいよ！やめたほうが…」
ごっちん「そう？じゃぁ、もう少し考えよっかな…」
ごっちん、立ち去る。
おきちん「絶対阻止！たかやと同じ部なんて…」
たかや「おまえも陸上やればいいだろ！？」
おきちん「無理！吐くわ！」
たかや「…あ、れいな。」
れいな「お、ヤッピ！なんしとうと？」
たかや「れいなは何部にした？」
れいな「れいなはまだ決めれんと、運動は苦手やけん…、たかやはどうせ運動部…」
たかや「一緒に走ろうよ！遅くてもさ！」
れいな「え？」
たかや「二人で、思いで作ろうよ。」
れいな「バ、バカ！か、考えとくっちゃよ…」
顔を真っ赤にして、れいな走り去る。
たかや「はずかしがってんの。かわいい！」
まる「…よし！柔道部にしよう！ゆいやんに言ってくるわ。」
…
……
部活動。懐かしい思い出だ。