狙いは一人。

kassy11032005-05-12


朝一、まるから一言、こんなメールが届きました。
>できればモー想にもうちょっと絡ませてくれ。
う〜ん。ここにも一人、強者のアホがいた。そうか、朝一、モー。想を読んで、モー。想の世界に浸り、モー。想の世界に入り込みたくなったんですね。
それでは、まるの御要望にお答えして、モー。想をしてください。シーンは駅前の自転車置き場。学校が終わり、自転車で帰るシーン。まるは伊○谷のあののどかな帰り道をイメージしてね。
まる「よぉ!帰りの電車一緒やったんやな」
たかや「ほんまやな。たまには一緒に帰るか。」
まる「いやいや、おまえさん達の邪魔したらわるいから」
れいな「んな、邪魔やなんて思ってないっちゃよ。みんなで帰ったほうが楽しいっちゃけん、一緒に帰ろ?」
まる「ま、それなら、帰りますか…」
?「…あの、私も一緒の電車だったんだけど?」
みんな「へ?」
れいな「あ、絵里!」
えりりん「私だけおいてかないでよ〜」
れいな「ってか、絵里今日はガキさんと買い物してから帰るんじゃなかったの?」
えりりん「それが、ガキさん今日、急用でダメになっちゃったから帰るとこだったの。そしたら、れいなが見えて、男の人が見えたから、ひょっとして、いっつものろけ話に出てくる噂の彼かと思…」
れいな「ちょ、ちょっと絵里!そんな話してないやんか!」
えりりん「え〜、してるじゃん」
たかや「れいな、いっつもどんな事言ってんだ?」
れいな「べ、別になんも言っとらんよ。絵里!そんなこと言うんやったら、言うとよ!」
えりりん「(とぼけた顔して)あ、あ〜あ、さ、みんなで帰ろう、帰ろう」
たかや「はじめまして…かな。たかやです。いつも見掛けてたから、そんな気しないけど」
えりりん「はじめまして、私達もだよ!特にたかやくんの事、れいながじっと…」
バシッ!(←れいな、えりりんの頭をはつく)
えりりん「いた〜い」
れいな「な、なんでもないとよ」
えりりん「絵里ってよんでくださいね。」
たかや「じゃあ、これからもよろしくね、絵里。あ、れいなも直接話すの初めてかな。おいらの親友、まるです。」
まる「あ、よろしくね。田中さんと亀井さん。」
れいな「れいなと絵里でいいっちゃよ」
まる「いや、ちょっとねぇ…。」
たかや「じゃあ、れいなちゃんと絵里ちゃんでええやん」
まる「じ、じゃあ、れいなちゃんと絵里ちゃん、よろしくね」
たかや「ふふ。こいつね、実は絵里ちゃんをここでずっと見て…」
フゴッ(←背後にまるが回りこみ、頚動脈に腕がくいこむ)
まる「それ以上喋ったら、意識がなくなるから覚悟してね」
たかや「ふぁっ、ふぁふあははひは(わ、わかりました)」
れいな「へ〜そうやったん。絵里もず〜っとあのグループ見とったやんね〜。誰を…」
えりりん「わー、わー、わー」(←大きな声で掻き消そうとしてる)
れいな・たかや「へ〜、ふ〜ん」(まるとえりりんの顔を交互に見回す)
れいな「あ〜、もう喉渇いたけん、ジュース買いに行こ。」
えりりん「あ、私も行く〜♪」
れいな「だ〜め。たかやと行くんやから、お二人でゆ〜っくり、待っとって」
たかや「え、どうせならみんなで…」
れいな「い〜から早く行くっちゃ。気がまわらんっちゃね、もう。」
たかや・れいな駅の方に向かう。道すがらチラッと見る。
たかや「絵里ちゃんにまるがなんか話しかけてる。」
れいな「ほんとっちゃね。絵里が凄い楽しそうに笑っとう。」
たかや「なんかいいね。あぁいうの」
たかや、れいなの手を握る
れいな「え…。」
たかや「れいな。」
れいな「は、はい?」
たかや「ジュース買いに行こっか!」
れいな「も〜〜っバカッ!」
笑いながら、手を繋いでジュースを買って戻ってくる。
たかや「さ、戻りますか…、ってあれ、まると絵里ちゃんだよね?」
れいな「あ、ほんとや。」
まるの自転車にえりりんが後ろに乗って、帰ろうとしている。
たかや「お〜い、ちょっと待…」
れいな「た〜か〜や!いいっちゃよ。これで。楽しそうやんか。今日、絵里、自転車で来てたのに、置いて帰ってまで後ろにのるっちゃね。」
たかや「そうなんだ。じゃあ、明日は絵里ちゃんバスだね。」
れいな「仕方ない。明日は絵里に付き合うっちゃよ」
たかや「へ〜、じゃあ、明日は行き帰りバスなんだね」
れいな「いや、行きだけだよ。」
たかや「じゃ、帰りは何で帰るの…?」
れいな「自転車に決まってるやん」
たかや「へ、じゃあ、自転車今日置いて帰…!」
れいな「まさか、絵里は後ろに乗せてもらってるのに、れいなも後ろに乗りたい!乗りたい乗りたい乗りたい〜!」
たかや「わかったわかった。」
れいな「急げ!まる君と絵里に追い付くっちゃよ!」
たかや「ひ〜」


あかん。楽しくて楽しくて仕方ないな。なんだこれ。まるは喜んでくれたかな?ってか、喜んでくれるのおいらとまるだけか。しっかりモー。想してくれたかな。