諦めてはいけない

久々に麻雀の話をしようと思います。
麻雀には、人生に通ずるものがある。これ、おいらの持論です。
昨日のフリーオープン戦でのこと。トップとはハネツモ条件。しかし、手牌は穴ぼこだらけ。ドラもない。タンヤオくらいは出来そうだけど、平和は嵌張だらけで無理っぽい。
どっちみちツモ条件だから、ツモ上がってからの、フリテンリーチはアリだなー、なんて思ってました。
染め手も遠そうなんで、とりあえず、平和三色を作って、ツモってタンヤオか裏1条件を目指すことにしました。
中盤に入ってこの形
②④⑤⑥⑦三四五八八34北
ここに待望の聴牌である、2をツモ。ただし、③は場に3枚切れ、三色は完成していない。つまり、5を引いて、かつ、残り1枚の③を引かなければいけない。
ここに⑦をツモ。シャボに受けかえる。5を引いた形を想定して、③引きが苦しいので、思いきって、三色を456、もしくは345へスライドさせようと思ったのです。平和がつきやすそうだしね。
しかし、ここで親から⑦がこぼれる。3着目との兼ね合いがあるから、上がろうかとも思ったよ。
しかし、我がH.g.Pの理念「グダグダのためにかっこよく」最初にハネツモを目指し、細い道ではあるけど、道はある。そこを目指すと決めたら、歩む。それがグダグダ道。
そのまま数巡がすぎ、局も終わり、2着濃厚かと言うときに、ラス牌の③をツモ。最初の聴牌、嵌③ならタンヤオ・ツモの和了
「ツモまでバカにしやがって…」
しかし、ホントに無駄なの?人生でもありますよね。無駄だと思ってたものが、メッチャクチャ役立つことが。落ち着け、なぜこの③が来てくれたのか、諦めざるを得ないのか、おいらのラスツモは………!!
全てが一本で繋がった。そして、タンピンのみでフリテンリーチを打つ。
③④⑤⑥⑦二三四八八345
あきらめたのかって?いえいえ。次のツモが海底なんです。ただのタンピンですが、タンピン一発ツモ海底。紛れもないハネマンである。
結果をお知りになりたいでしょうか?執念通じたのか、⑤を一発ツモ。見事逆転トップである。もちろん、こんなことは偶然です。
しかし、諦めてしまえば、偶然すらつかみとることはできません。人生だって同じなのである。