雀荘での奇妙な出会い

鬼流雀というのをご存じでしょうか?祖を20年間無敗の男、桜井章一氏とする、麻雀団体ではなく、麻雀集団とでもいうのでしょうか。
彼らの打ち方は超独特で、いろんな厳しい制約を自らにかしながら、打牌をする。そのSPEEDたるや、大袈裟なひょうげんではなく、ビデオの早送りのようである。
かくいうおいらも、麻雀たるもの全てを知るべきと、約5年程、雀鬼流を独自で勉強、実戦をしていたことがあります。
さて昨日、その雀鬼流を目指す若い二人組がいつもの雀荘に現れました。いつものスタイルは、のらりくらりの変化球タイプ。しかし、若手で、雀鬼流を目指すというなら、高い壁になってやろうと、雀鬼流モードin!
あれよあれよと4連勝で、文字通り高い壁となった時に事件は起こった。
は〜い、毎度ありぃ!
おいらの携帯のメルマガ着信の音です。雀鬼流ではご法度である。ま、ここは普通の雀荘なんで構わないんだけどね。
「失礼しまし…」と言うより早く、おいらの下家(おいらの右手側)に座った若い雀鬼流の子の一人が、ボソッとつぶやいた。「亀造ですか…」
…………!!!!〜〜〜!!w(゜o゜)w
びっくり!ツモり忘れて「失礼」と言いながらも、「よくご存じですね」というと、「ご存じも何も、昨日コンサート行きましたよ」
んが〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!(゜□゜;)〜〜〜〜〜〜わわわわわ〜〜〜〜。
おいらが行けなくて、まるが行って「よかった。泣いた」と言った、滋賀コンサートに行ってる〜!
「今回のコンサートはいいですよ」と力説。もはや、麻雀を忘れ…ません。彼等に対する恩返しは、最高の雀鬼流で返すのが礼儀。ただし、マナーモードにはせず。
おあつらえのように、まるからのメール&電話で「恋のヌケガラ」「かっちょいいぜ!JAPAN」が流れると、「いろんな音が入ってますね」と言った。なんだろう。この最高に嬉しい感覚は。
しかも、雀鬼流の掟を破ったもう一人の若い子に「もう、おちょきんしねま〜」と小声で言った。って、君もか!で、愛ちゃん推し!?
そして、「そんな奴にはDVD見せへん!」だって。まるで麻雀打ってるときのおいらとOのようである。
しかし、麻雀の勝ち負けよりも、そんな彼等に出会えてとても嬉しかった。しかし、麻雀打ちとハロオタ。以外になんらかの因果関係があるのだろうか…。もし、これを読んだ、麻雀ファンでハロオタの方はご一報を。