プロとしての麻雀

この前の麻雀日本オープン予選でのこと。下家に、ツアー選手なるものを抱える、Iプロが代表の団体の、結構有名らしい(おいらは知らないけど(笑))プロが座っておられた。
そのプロの親番で、結構早い巡目に、両面チー。自分も早い1向聴で、不要な⑥を切ったら、親がロン。無念を感じながら手を見てビックリした。
ドラの七がヘッドのタンヤオドラ2の5800はいいんですが、手は⑥⑨待ちの、いわゆるペン⑥待ちと言われるやつ。場に⑨は1枚切れ。
彼は、某麻雀専門雑誌にも乗ったことがある、鳴き麻雀を得意としているらしい。しかし、これははっきりいっていただけない。放銃の悔しさで言うんじゃない(悔しいけど(ToT))
その日にこういう事もあった。絶対トップが条件で、中盤に、ドラの7がヘッドのタンヤオ平和ドラ2の聴牌。前巡に親が中張牌をチーしていた。
ここで初牌の東を掴んだ。状況として、危険ではあるけど止めてられない。切ったら親にバックでロン。東とドラの7のシャボで、W東ドラ2の親満。おいらの日本オープンは事実上ここで終わった−。
先の放銃とこの放銃は、同じ片上がりだけど、性質は根本的に違う。後の片上がりは、おいらが行かなきゃいけないという、追いつめられた精神状況。中張牌からの鳴きだし等、W東の引き出しやすい状況をうまく作り上げている。
対して、先のケースでの放銃で得たものといえば、おいらのペースを乱せるかも、くらいのもの。こんな鳴きは、この大会では足切り人数が少ないから有利だとか、振った人間の心理がどうとか、
そんなことよりも、そんな麻雀、プロとしてどうよ?って思うのは青臭いんだろうか?両面チーして、片上がり両面て。彼の麻雀人生に大きな暗雲が広がっているように思えてならない。