テスト近し

れいな「あ〜もう試験やばいと。」
鉛筆加えて勉強するれいなを尻目に、たかやはDSで遊ぶ。
れいな「ちょっと、何しに来とうと?遊ぶんやったら帰って!」
たかや「遊んでないさ。ほら、脳トレ!」
れいな「試験勉強やらんといかんっちゃろうが!」
たかや「だって試験なんかあせんないし。前のテストも点よかったし。」
れいな「う…。確かにたかやいつも点いいっちゃからね。たかや、ここわからんっちゃ。」
たかや「どれ、こんなのわかんないの?」
れいな「あ〜もううるさいっちゃね。教えるっちゃよ!」
たかや「ん、だから、xの解は−b±√b二乗−4ac/2aだから…これとこれを当てはめて…」
れいな「あ〜もうわからん。そんなの覚えれんって。」
たかや「いやだから…」
れいな「もう!もっと近付くっちゃよ!」
れいな、たかやの真横に来る。
たかや「だから、解の公式を当てはめて、答えをこれに当てはめて…わかった?」
れいな「え?」
髪からなんともいい香りがふわっと薫る。そして上目遣いのれいな。
たかや「い、いや。わかったかな?」
れいな「(顔を赤くして)う、うん。な、何でてれると?」
たかや「れ、れいなこそ…」
れいな「もうわかったから、DSでもしとればいいと。」
たかや「わかったよ。」
と立ち上がるたかやの手を引っ張る
れいな「あ、やっぱりわからんけん、もう少しこのまま…」
顔を赤らめるれいなでした。