湾田町の人々

『全員集合』
たかや「しっかし、まるもせがまれたのか?」
まる「いや、俺は結構こういうの好きやから。」
れいな「お、まる君はえらいっちゃね。たかやも見習うと!」
唯やん「ほんまやで、おとついくらいから、れいなちゃんめっちゃ楽しみにしてて…」
れいな「あ〜〜!!!あ、あ、あ、あのイカ焼きおいしそうっちゃね〜!」
れいな走っていく
唯やん「もう、照れてもて。かわいいな〜。たかや君。しっかり見たらなあかんで。」
たかや「見てるっての。」
れいな「あれ〜!」
イカ焼きの所で、れいなの声がする。
れいな「梨華ちゃん、来とうと?」
梨華ちゃん「あれ〜、れいな、あれ、みんなも一緒じゃん!」
まる「あれ、一人なん?」
梨華ちゃん「もちろん、おきちん誘ってきてるよ!」
たかや「あ、そうなんだ。おきちんは?」
梨華ちゃん「あ、イカ焼き買ってる。」
おきちん「あ、はい、梨華ちゃん。あれ、みんな何しとん?」
たかや「(小声で)おい!ごっちん誘わなかったのか?」
おきちん「(小声で)だって、絵流田町から呼ぶのも気が引けて…」
梨華ちゃん「二人で何こそこそ話してるの?」
たかや「いや〜、そのギャル浴衣姿がたまんないなと…」

ガスッ!(れいな、たかやの後頭部をなぐる)
たかや「痛〜〜!何すんだよ!」
れいな「なんようと!」
梨華ちゃん「ふふふ。相変わらずね。よかったら、みんなで花火見に行こう!」
唯やん「石川さ〜ん!うちらもそのところやってんで!」
おきちん「じゃ、みんなで行きますか!」
まる「なんかおまえが言ったらむかつく…ま、いいか。」
たかや「よし、じゃぁ、レッツゴー!」
みんなで、河原を目指すのでした。