おきちんにプレゼント『リアル526』

今日は友人のおきちんが誕生日と言うことで、誕生日プレゼントをかねたモー。想をお届けしようと思います。

雀荘にて
おきちん「今日も負けたな〜…(;-o-)=3」
ごっちん(雀荘で働いてる)「お〜お、今日も派手に負けたな〜」
おきちん「うっさいうっさい!ごっちんにはわからんねん!」
ごっちん「あ〜あ、熱くなっちゃって。見てらんないね。はい、ツメ茶(雀荘用語で冷えたお茶のこと)。」
えりりん(雀荘で働いてる)「あれ〜、おきちんさん、また負けたんですか〜。」
おきちん「…」
ごっちん「弱いんだから仕方ないね。じゃ、お先に仕事上がるね。」
えりりん「私も終〜わりっと。」
二人とも階段を下りて帰っていく。
プルルルル(←携帯電話がなる)
まる「おまえさんに用があるんと、暇やからどっか行かんかなと思って」
おきちん「わかった。じゃあ、雀荘の前で落ち合おう」
…数分後。おきちん階段をおりる。
おきちん「まるはまだ来てないな…」
?「も〜、遅いよ。待たせすぎ。さっさとおりてくりゃいいのにさ〜」
おきちん「え!?ごっちん?ど、どうしたの?」
ごっちん「いや〜、いっつも雀荘で負けてばっかだからさ。たまにはかわいそうだから、一緒に帰ってあげようかな〜と…(モジモジしながら)」
おきちん「え、いや、その…」
ごっちん「イヤなの?」
おきちん「い、いやそんなことない。でも、今から友達と会わなあかんから…」
ごっちん「そっか…(._.)仕方な…」
?「あ〜!そういうこと〜(^^)」
ごっちん「え!えりりん!」
えりりん「『用事あるから先帰ってて〜』とか言うから、気になってみてたら、ふ〜ん。へ〜。(二人をジロジロ見る)」
ごっちん「ち、違う。そ、そんなんじゃないわよ…、私は別に…」
おきちんの心「そんなんじゃないのか…」
そうこうしてたら、まる到着
まる「お〜い、なにしてんの…」
えりりん「そうだ!友達も連れて、四人でカラオケ行こうよ!」
おきちん「え!?いや、それはどうかな…、ってえりりん?」
車の助手席にえりりん乗り込む
えりりん「初めまして、おきちんにいっつもお世話してる、えりりんです!お暇ですか?」
まる「え、(キャ、キャワイイ〜)ひ、暇と言えば、暇だけど…」
えりりん「ごっち〜ん、おきち〜ん。OKだから早く乗って〜!」
まる「へ?お、OKって?」
えりりん「カラオケ。(目をパチクリさせながら)」
まる「え〜!ま、まぁいいか…」
四人、車に乗り、自己紹介等話が弾みながらカラオケ到着。まるのとなりにえりりん、おきちんのとなりにごっちんが座る
えりりん「♪ピロリンピロリンテレフォンGOAL〜」
えりりんとまるはテレフォンGOALのフリをしている。
まる「イェ〜イ!」
えりりん「イェ〜イ!」
えりりん、まるとハイタッチ!
えりりんごっちん、なんか歌って〜」
ごっちん「え、あ〜、よし、じゃあ、アレにしよう!」
ぴ、ぽ、ぱと…(←入力中)
ごっちん「あ、入った」
みんな「イェ〜イ!」
♪チャチャ、チャチャチャチャ、チャンチャンチャン…
おきちん「あ、『手を握って歩きたい』や」
……
ごっちん「♪手を握って〜…」
ソファの上のおきちんの手の上に、ごっちんが、えりりん、まるに気付かれないように、手をのせる。
おきちんの心「え、え〜!?☆☆☆」
ごっちん「♪あ〜りがとう〜、素敵な人〜…」
ごっちん、チラッとおきちんの顔を見て、おきちんの掌を上に向けさせ、手を握りあい、指を絡ませる。
おきちん「!!!!」
♪チャンチャンチャチャチャチャン、チャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャ〜ン
えりりん、まる「イェ〜イ!」
えりりんごっちんをチラッと見て微笑んでから、
えりりん「なんかノド乾いたから、フリードリンク入れてくるね。」
まる「あ、俺はね…」
えりりん「何?一人で行かす気?まるも来るの!」
まる「そうやな。二人はなにがいい?」
おきちん「あ、お、お、俺はあ、アイスコ、コーヒーを」
ごっちん「私はアイスミルクティーを」
まるとえりりん、ジュースコーナーへ行く。
えりりん「ねぇ、見た?」
まる「見たよ〜。ごっちん。歌上手だったな〜」
えりりん「違うじゃんか。おきちんの手を握ってたよ」
まる「ええ〜☆」
えりりん「今日、おきちんの事、待ってたんだよ。二人になりたかったのかな?今頃二人、どうなってんだろ。いいなぁ〜。」
まる「確かに」
えりりん「普通そういう時、誘わない?」
まる「へ?」
えりりん「も〜いいよ〜だ。」
まる「あ、じゃ今度二人で…」
えりりん「聞こえませ〜ん」
えりりん「さて、こっそり覗いてみま…」
パッとまるを見て首をふる。
えりりん「も、もどっちゃだめ!しばらく二人にしてあげよ!私らも二人でね!」


これ、おきちん読まないだろうな。おきちんにはもったいなすぎるが、個人的には、えりりんみたいな女の子はすんごい好きだな。

題名の元になった作品↓

藤本美貴写真集「リアル226」

藤本美貴写真集「リアル226」